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ゴリモチオのチオ

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HSP

『新入社員がHSPだと言ってきた』
というまんが作品がある。
マミヤ(@mamiyang83)という方がInstagramに投稿している作品だ。

これが本当に考えさせられる。

「自分はHSPである」
「自分は適応障害である」
「自分は○○である」
というのは、受け取る側としては大きな困難にさらされる。
それをサラッと流せる人ならいいが、このまんがに出てくる主人公(=夫)のように、なんとかしてあげられないかとちょっとでも思ってしまう人間にとっては、非常に苦しい。
例えは悪いかもしれないが、最強のジョーカーカードを前にしてゲームメイクしなければならないからだ。
もちろん、主人公の妻の言う通り、HSPというすべての人がカミングアウトできるわけではないし、むしろほとんどの人が打ち明けられないという状況なのではないかとも思う。

しかしHSPはもはや一般的な言葉になりつつある。
『HSPブームの功罪を問う』なんて本も岩波ブックレットから出版されている。
著者が指摘する通り、ジョーカーカードを発行して儲けているやつがいる。


HSPブームの功罪を問う - 岩波書店


本当に必要な人に、必要なケアが届かない。
それはHSP当事者と一緒にはたらく人間にとっても不幸せなことである。
俺なら、そんなゲームからはとっとと降りてしまいたい。

自分のはたらきかたがどこかまだ、所謂「昭和的」なのだろうか。
土台にある昭和が前提になっているから、そしてまだそれが多数派だから、自分は息ができているのだろうか。
逞しくあることは、常に損をすることなのだろうか。

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